さくらのVPSでUbuntu

さくらのVPSが開始した頃に一度試しに借りてみたんですが、DNSの逆引き設定ができなかったので、無料期間中にキャンセルしました。
社長のツイートによると、そのうちDNSの逆引きができるようになるらしいので、また借りてみることにしました。

前回とは違って Ubuntu が公式に選択できるようになってるので、それにしました。ただし最新の 10.10 ではなくて 10.04 です。

インストール方法はマニュアルにまとまってます。親切で良いですね。

このマニュアルの通りにしてインストールした後に次の設定をしました。

SSH

インストールすると ssh が起動していますが、22番ポートはやたらアタックがある印象があるので、速攻でポート番号を変更します。あと、パスワード認証をできないようにします。

vps# vi /etc/ssh/sshd_config
Port 22 ←この番号を変更
# PasswordAuthentication yes
          ↓
PasswordAuthentication no

UsePAM yes
   ↓
UsePAM no

このままだと自分もログインできなくなるので、自分の ssh public キーを置いておきます。

vps$ mkdir .ssh
vps$ vi .ssh/authorized_keys
<自分の public key の内容をコピペ>

sshd を再起動。

vps# /etc/init.d/ssh restart

ログアウトする前に、PCの別の端末からちゃんとログインできることを確認。

pc% ssh -p ポート番号 サーバーIPアドレス

PC の ~/.ssh/config にポート番号を設定しておくと便利です。

Host vps
        HostName サーバーIPアドレス
        Port ポート番号

これで「ssh vps」とするだけでサーバーにログインできます。

Ubuntu 10.10 へアップグレード

Ubuntu の最新は 10.10 なのでアップグレードします。

vps# vi /etc/update-manager/release-upgrades
Prompt=tls
    ↓
Prompt=normal
vps# do-release-upgrade

日本語ロケール

インストール時に英語を選択したからだと思うのですが、日本語ロケールが入ってませんでした。

10.10 へのアップグレード時に次のようなメッセージが頻発するので、アップグレード前にやっておいた方が良かったかもしれません。

perl: warning: Setting locale failed.
perl: warning: Please check that your locale settings:
	LANGUAGE = (unset),
	LC_ALL = (unset),
	LANG = "ja_JP.utf8"
    are supported and installed on your system.

次のようにしてインストールします。

vps# aptitude install language-pack-ja
vps# dpkg-reconfigure locales

サーバー名変更

デフォルト状態では謎のホスト名がついているので変更します。

vps# vi /etc/hostname

とりあえずこんな感じです。あとは普通にサーバーとしてセットアップすればよいかと。…さて、何に使うか…(ぉ