VM 上の Linux で ThinkPad USB トラックポイントキーボードを使う

この前半額キャンペーンがあったので ThinkPad USB トラックポイントキーボード(日本語配列)を買いました。

最近会社のPCがWindowsなんぞになってしまったので、VMware を入れてその上で Linux Mint を動かしています(もっさり)。

Windows でもつなげるだけで普通に使えました。トラックポイントもそれなりに使えます。 が、トラックポイントの速度をカスタマイズするにはドライバが必要です。 tpusbkybdwtrackpoint_110.exe をインストールしました。

キーマップは例によって Linux英語配列に変更します(何故最初から英語配列キーボードを買わなかったのかはこの辺を参照)。が、CapsLock だけは何故か変更できなかったので、この辺を参考に Windows のレジストリをいじって CapsLock を Ctrl に変更しました。

コントロールパネルのマウスの設定の「ThinkPad優先スクローリング」がオンのままだと、中ボタンとスクロールのイベントが VM に渡されないようなので、チェックを外します。

無事ボタンイベントが Linux にも渡されるようになったのですが、スクロールしようと思って中ボタンを押すと即座にボタンダウンイベントが発行されてしまって、よろしくないです。 なお、トラックポイントを動かしながら中ボタンを押した場合は中ボタンイベントが発生することなくスクロールできます。

Xorg の evdev 設定で EmulateWheel を有効にして EmulateWheelButton を 2 に設定したらマシになりました。でも中ボタン押下直後にスクロールするとやはり中ボタンイベントが発生してしまいます。EmulateWheelTimeout (デフォルトは 0.2 秒)を調整した方がいいかもしれません。あまり小さくすると、普通に中ボタンをクリックしても効かなくなるのでビミョーな感じです。いっそのこと Emulate3Buttons も有効にして中ボタンの代わりに左右ボタン同時クリックを使うようにした方がいいのかもしれません。

とりあえずしばらく使ってみます。