「Shibuya.trac第4.5回勉強会 〜チケット駆動開発とTestLinkによる開発プロセスの改善〜」に参加しました。
テーマ的に開発者というより管理側なのか、時々参加している開発者向けセミナーと違った雰囲気でした。
机の上に出ているPCは Thinkpad:Let's Note:Mac = 6:3:1 くらい。
Shibuya.trac を Redmine ユーザーが乗っ取りか! …と思ったんですけど、そんな感じでもなかったです。
ここで発表の動画が見れます http://www.ustream.tv/recorded/2141591
Trac + SVN + Hudson + TestLink の活用事例/かおるん
Hudson と TestLink は興味があったのですが、使ったことありませんでした。試しに使ってみようかと思いました。
RedmineとTracの機能比較〜TiDDに必要な必須機能/あきぴー
本日のメインセッション。
- アジャイル開発するには複雑な構成管理インフラが必要→ Trac/Redmine
- TiDDでアジャイル開発の課題を解決!
- チケットはXPのタスクカード
- チケットの単位は1〜5人日以内に作れる程度
- 5人以下のチーム単位でプロジェクトを作る
- TiDDはBTSに依存しないアジャイル開発
- TiDDに必要な必須機能
- チケットを障害も要望も作業にも扱う
- 柔軟なワークフロー管理機能
- 一目で進捗がわかるロードマップ
- 複数プロジェクト機能
- チケットとソース管理を連携する
- レポート出力
今の自分たちのチームでは、TiDDはほぼ実現できています。慣れてくるとコミットに対応するチケットがないと不安になってきます :-)
XPのイテレーションとかふりかえりがちゃんとできていないような気がするので、もうちょっと考えてみたいです。
ウォーターフォールがこの先生きのこるには/まちゅ
- ウォーターフォールこそチケット駆動開発
- ウォーターフォールはドキュメントが命
- TortoiseSVN だと Word や Excel の差分も表示できる
- No Ticket No Commit
- Subversion は変更箇所の管理
- チケットは変更理由の管理
- 変更箇所をチケットを管理
- ミーティングで変更を共有
- Excel でやってることと同じ
パネルディスカッション:TiDDのふりかえり
Keep:
- 社内標準ツールが障害
- 開発と品質保証との対立を和らげるのではないか
- 初めはExcel。楽になった。
- 他の人の作業が見えるようになった
- 開発者がやりやすい
- リーダーの受けは悪い
- 若い人ほど慣れやすい
- イテレーションというリズムが生まれる
- TiDDでXPがわかった
- Redmine で実績。マネージャーの観点でわかりやすい。電子化できた。
Problem:
- 面倒くさい
- ソフトの方はTiDD。ハード系はやってない。
- 全体のメンバーのスキルに依存する
- Web画面からちまちまいれるの面倒
- 要件管理/設計に使えてない。うまくいかないような気がする。
- チケットの粒度。PMBOKではタスクの粒度が80時間。
- マネージャと開発者で粒度の考え方が違う。
Try:
- TiDDの知名度。上の人が決めるのでTiDDが有名になって欲しい
- 集計ができてない。集計して上司に発信したい。
- ソースコードのレビューでチケット管理したい
- 開発者の貢献度とかソース品質とか自動的にみたい。
- 色んなツールを組み合わせた仕組みを作りたい
- 上司にみせたい。状況判断できるようなクエリを作りたい。