最初に撮影禁止と言われたので写真撮ってません。
途中でPCのバッテリが切れたのでメモも取れず… orz
飄々と受け答えしている関さんが素敵でした。
顔と名前から id がすらすらと出てくる角谷さんスゲー。
以下メモ。嘘書いてるかもしれません。
副題: Developer [Test] Summit 2009
去年のテストサミットのふりかえり
- ゲスト: ひがやすを氏
- Programming First Development
- テストはコスト
- だから後から作る
- なぜならバグは偏在するから
- テストサミットに付いたはてぶ
- http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080424/300072/
- 167 users
- ひがさんに共感する意見が多かった
- 会場では逆だった
このセッションで持ち帰ってほしいこと
- 開発の一部としてごく普通にテストをする文化のチームはどういうものか
- テストは全体の一部だということ 思考停止しないということ
関さんのデブサミ2008のサマリ
- XPだったもの
- Stories(Planning Game)
- テスト担当者 = 開発者
- テストの合間にプログラミング
- 工程はバージョン
- 昨日から今日へのバージョンへ
- 次の工程に不良を残さない
- おかしなところはすぐ直す
- 二つの成果物
- ソフトウェア
- プロセス=チーム もう一つの成果物
Agenda 関さんと議論したい...
- チームについて
- テストについて
- バグ管理について
チームについて
- 同一チームでやることの良さと難しさ
- Q. 新しいメンバーは入りづらい?
- A.
- ないんじゃないかな。むしろ抜けにくいかも。
- ペアテスト。学習しやすい。
- Q. どういう試験?
- A.
- 二人で製品の前に座って、ストーリーカードに試験が書いてあるので、それを見ながら製品を触っていく
- 一人にしてあげないから、一人が好きな人はつらいかも。
- Q. メンバーの入れ替わりはあるのか?
- A.
- 色んな事情で入れ替わりはある。
- もうやめたいって人はいない。
- よそにいっても仕事にならないんじゃないか。
- いわゆるXPのハイになるとかには興味はない。
- そうしないと製品がでないからやってる。
- 楽しさには興味はない。
- はたからみると楽しいかもね。
- Q. 関さんの役割は?
- A.
- 無職
- どのストーリーにも割り当てられない。
- 誰が何が得意とか、観察する係。
- 触媒。みんな「何してるかしらない」といってる。
- Q. チームを立ち上げたばかりのころの話
- A.
- Q. 関さんは既存のチームにやってきた?
- A.
- ずっと一緒のチームだった。
- 雰囲気ヤバくなってきた。製品が出るのが遅くなってきたり。
- 違う作戦にしてみたかった。
- ビジネス的な立場の人とプログラミングする人が優先度を考えた
- 危機をみんなで感じていた
- 最初からビジネス的な人も混じってた
- 土壌が揃ってた。やりやすかった。
- Q. 実際書籍の知識だけでアジャイルを始められるのか
- 実際関さんはどうしていたか
- A.
- 成果物と言われている設計書の意味のなさを感じていた。
- 世間でこんなこと言っている人がいる→真似してみた。
- 本読んでコードかける人はいない。アジャイルも同じ。
- Q. 「そんなのうちではできないよ」というひとへ
-
- 文化の伝搬
-
- A.
- 他のチームもやってる
- 1つは始まりは今のチームのコピー。結果的に違う進化。
- 1つは全然関わらなくて、真似して自分たちで始めたチーム。
- できない人もいるかもしれないけどできる人もいる。
太田さん
「ダイキボ」開発での話
- オフショアの世界では
- 予測可能性が大事
- 「(もろもろ)低め安定」がオフショアの極意
- Q. ブレの無い見積りができる?
- A.
- 彼らは予測可能性が重要。
- 仕様書を読まずに厚みで計算している。
関さん
- 予測可能は重要
- 問題を分割すると同じサイズになっている。
- だから予測可能。
- ストーリー何個だからどれくらいという予想がつく。
- 見積りは全員でやる。
- 長くやってるからかも。
太田さん
- 工程で人がわかれると見積りが外れる。
和田さん
- チームのメンバーがある程度固定化されてるのがいい。
- 人数編成で考える品質マネジメント?
- 10人以下: 多能工
- 100人以上: 低め安定が前提に?
- 良いチームは金がかからない
- 教育コスト、採用コストがかからない
関さんのチームは 20〜30人
製品全体では 100人超える
テストについて
- そもそもなぜテストをするのか
- 疑っているか?
- 全体でソフトウェア開発なのだけど、専門家の領域を壊そうとしていない
- 殻から出てこないのか、殻を疑っているのか
- テスト技法について
- A.
- バグがないことを証明することは不可能
- バグは無限
- バグがない状態というのはない
- 品質をあげているわけではない。
- テストをいくらやっても品質はあがらない。超重要
- 品質をあげるきっかけを見つける行為。
- 理想の状態とギャップを知るため。
この辺でバッテリ切れ。
質問の時間に自分も質問してみました。
- Q. 製品として出荷判定時の品質基準のようなものがあるか?
- A.
- QA部隊が別にいるので、そこがやっている。
- そこに回すかどうかの判断は自分たちで行なっているので、自分たちで決めているといえるかも。
終了後もアスクスピーカーコーナーで色々話を聞かせていただきました。楽しかったです。