これは Ruby Advent Calendar 2024 の15日目の記事です。
RubyWorld Conference 2024 に行ってきた。今回は9年ぶりに登壇した。
RubyWorld Conference は「Ruby の World Conference」じゃなくて「RubyWorld の Conference」。
0日目
10:40頃出発、17:10頃頃松江駅前着。約6時間半の旅。羽田空港で昼ご飯食べたりしてたけど、しかし遠い…。
18:30から ANDPAD さんの RubyWorld Conference 2024 前夜祭 に参加。お店は「S-PARK」。
カンパーイ!! #RubyWorld pic.twitter.com/EmbNcLOEnX
— ANDPAD (アンドパッド)開発部 (@andpad_dev) 2024年12月4日
ドリンクチケットの裏に RubyWorld に参加してる ANDPAD 社員さん(?)のアイコンとメッセージが載ってたのは良かった。
前の晩から盛り上がってます! pic.twitter.com/oYzNM3xftf
— Hiroshi Inoue (@Inoue_0852) 2024年12月4日
その後「雷神」というお店に入った。21時半頃。
その後、「へちかん」というお蕎麦屋で割子そばを食べて、その後 Rubyist 御用達の「佐香や」というお店に行って26時ごろまで飲んでた。
1日目は同時通訳との打ち合わせで朝8時半までに来いと言われてるのに困ったもんだ。
1日目
ちゃんと8時半頃に会場についたえらい! しかし具合悪い…。
同時通訳の人との打ち合わせはすぐおわった。「“文字化け”は“Mojibake”で通じますか?」「たぶん」以上。
講演者控室はコートや荷物を置いておけて、いつでもコーヒーが飲めるのが良かった。
9時40頃、登壇者の写真撮影。
3F国際会議場で、RubyWorld Conference 2024講演者の写真撮影が行われました。 #rubyworld pic.twitter.com/rhYLuRSpf8
— RubyWorld Conference (@RubyWorldConf) 2024年12月5日
ランチ
昼のお弁当。美味しゅうございました。
クリエイティブコーディングとRuby学習
Processing は昔の 8bit機の BASIC ぽさがあって良いよね。 書いたプログラムが動いた結果がビジュアルに見えるというのは初学者にはとても良い。
Ruby合宿をはじめとしたプログラミング教育を受けたプログラマは、15年後どう成長したか
いい話だった。
生成AIを使ってRubyの学習教材を作る
RubyWorld 常連の廣田さん。書店の Python と Ruby の棚の違いの写真は厳しい現実って感じだった。 若い世代の Ruby プログラマー増やしたいよねぇ…。
Ruby on Browser
登壇したよ。
このあとSmartHRのとみたまさひろ( @tmtms )が 「Ruby on Browser」と題し登壇します!#RubyWorld pic.twitter.com/6xRPDhiTCG
— SmartHR Developers (@smarthr_dev) 2024年12月5日
@tmtms speaking about his work with ruby.wasm . lets work together! https://t.co/DGNPJlAzHe #RubyWorld #ruby pic.twitter.com/6nWtV4Lgg9
— Andi / アンディ @RubyWorld (@largo) 2024年12月5日
スライドはこちら
ネットの関係でデモがうまくいかなかった。残念。休憩時間とかで会場でもちゃんと動くことは確認してたんだけど、本番だとうまく動かないあるあるをやってしまった。 ウサギとカメは動いてたので良かった。
同じネタで何度かしゃべってるんだけど、最後の CustomElement は RubyWorld Conference に間に合うように頑張って作った。えらい。
DICOMの文字集合をRubyで扱う話 − ISO/IEC 2022複数文字集合を読むぞ
関さんの文字コードの話。令和になって ISO 2022 の話を聞けるとは! ISO 2022 は複数の文字集合を扱うことができて面白いんだよね。
レセプション
懇親会。
美味しそうなお酒が置いてあったけど、前日飲みすぎたんでほとんど飲まずに水ばかり飲んでた。
今年もしまねっこが登場。しまねっこに夢中な Rubyist のみなさんの様子。
何人かに「HTLMのカスタム要素のことを初めてしりました!」と言われたので、発表した甲斐があった。
レセプションのあとはどこにもいかずにおとなしくホテルに戻った。
2日目
2日目も講演者控室が使えたのはよかった。
Better Ruby
まつもとさんの話。
素数 2**136279841-1
を Ruby で計算させると、Infinity になるのが 3.4 で直るらしい。Ruby の整数演算に上限はないと思ってた。
ゲリラパッチ→ゴリラパッチ→モンキーパッチ の話は面白かった。
Namespace には夢がある。3.4 に入らなかったのはちょっと残念。
「もう何年かすると型は人間が書くようなことはなくなる」と言ってた気がするけど、そもそもプログラム自体人間が書くものじゃなくなるような気がするなぁ。
自分が Ruby に型が欲しいのは人間が見るためのドキュメントとして。IDE がなくても紙に印刷した状態でもコードを書いた人がどういう型を期待して書いたのかがわかるのがいい。 でも Ruby だし、型の不一致でプログラムが実行できなくなるようなのは求めてなくて、せめて warning が表示されるくらいがいい。 ということで rbs-inline が良さそうだなーと思ってる。(まだ使ってない
ランチ
昼のお弁当。美味しゅうございました。
スパイクアクセス対策としてのpitchfork導入
unicorn だと特定のワーカーに処理が偏ってしまうので、負荷が高くなると今まで動いてなかったワーカーが動いて初期化に時間が掛かっていたのを、pitchfork を使うことで解決したという話。
しかし unicorn はなんでこんな実装になってるんだろ。pitchfork よさそうなんだけど、refork はちょっとこわいなー。
長年運用されているサービスの主要データ移行をサービス停止せず安全にリリースしました
つらくて楽しい話だった。
テストも国際化も! 小中高生クリエータ支援プログラム『未踏ジュニア』を支える Ruby 徹底活用法
スライドにネコチャン絵文字が使われた!ナカーマ!
chocoZAPにおける1年間の高速化とリファクタリングの実践
Rails ガイドラインで研修したのに現場が DDD なのつらい…。 やっぱり Rails 使うなら Rails way に則った方がいいんだよなー。
クロージング
全スポンサーと全登壇者を紹介するスタイル
来年は 11/6〜7 らしい。
RWC堀川地ビールの会の「RWC後に堀川地ビール館で焼肉を食べよう!2024」
今年も焼肉を食べた。
帰りの川
MATSUE WATER TERRACE
ライトアップされてた何か
3日目
特に何か予定があったわけではなかったので松江市内をうろうろしてた。
宍道湖を見て県立美術館に行った。
松江城。
今回の RubyWorld Conference はいつもあったお茶席がなかったので、松江城近くの歴史館で庭園を見ながらお茶と和菓子をいただいた。
連絡バスで出雲空港に行く途中の宍道湖。
帰りは気流の関係か何かで飛行機が早くついた(おかげで機内で飲み物はもらえなかった)ので、自宅まで約6時間だった。
また来年!