7/4 に開催されたNSEGの「Linuxのしくみ」読書会の第7回に参加しました。参加者8名。
今回は、第7章の途中(p.179)から第7章の最後まで読みました。
個人的な収穫
- ext4 でディレクトリクォータが使えるのは知らなかった。どうやって設定するんだろう。
- strings コマンドに -t というオプションがあるのは知らなかった。
- bash の
$((...))
を知った。((...))
に$
をつけた感じか。一貫性はある。 - Btrfs は名前しか知らなかったけどかなり便利そう。RHELはなんでサポートやめたんだろう。
誤植等
- p.204 図7-12の①に hoge ファイルが無い。
- p.216 "「lost+found」はext4の作成時に必ず作られるファイル" → ファイルじゃなくてディレクトリ。
- p.218 "このとき「size」マウントオプションによって最大サイズをしています" → "最大サイズを指定しています" かな。
- p.221 "/sys/fs/cgroup/memory 以下のファイルに読み書きによって制御" → "ファイルの読み書きによって制御" かな。
その他
- 昔のSolarisにはunlinkというコマンドがあって、ディレクトリエントリもサクッと消してくれるので、簡単にファイルシステム不整合を起こすことができて便利w
- p.210 "「どのファイルシステムにも共通して存在するのが「fsck」というコマンド(ext4なら fsck.ext4、XFSならxfs_repair、Btrfsなら「btrfs check」)です" という記述が妙な気がする。「fsckコマンドの実体は」ということだとは思うが。
- p.213
px ax | grep bash
で端末を調べてるけど、tty
コマンドでいいのでは。
次回は7/18です。おそらく最終回になると思います。